工場IoT化 LEDケーブルの生産の効率化
- 回路
- 機構・筐体
- ソフト
当社工場での工場IoT化システムに活用しています。 LEDケーブル生産時の組み立て後検査システムとして、画像認識技術を取り入れたIoTシステムを構築し運用しています。
開発経緯
LEDケーブルが目視検査のため、納品後に光量不足で不良扱いとなる製品が存在していた。
1本単位で数値化されたエビデンスを残せるような検査システムを組み立て工程に導入したい。
生産現場からの要望
・1本単位でエビデンスを残したい・LEDの点灯状態を数値化したい
・組み立てと検査を1工程にしたい
導入したシステム
LEDの点灯状態をカメラで撮影し、明るさを測定し合否判定。
測定したデータはログに保存することで1本単位でエビデンスが残るようなシステムを構築。
システムの目的
・LEDケーブルの生産の効率化・LED点灯検査のデジタル化
・お客様との検査判定指標をデジタル化
導入効果
・組み立てから検査工数を50%カットを実現
・検査結果のエビデンスを1本単位で保存できるようになった
・流出不具合を0に出来た
人の感応に頼っていた検査をデジタル化し、省力化に成功
導入前 | 導入後 | |
---|---|---|
工程 | 組み立て→検査→梱包 | 組み立て/検査 → 梱包 |
検査 | 人が点灯の確認 | カメラによる照度レベル検知で判定 |
トレーサビリティ | 1日の生産数単位 | 1本単位、検査時の日+時刻をシリアルNo.化 |
検査エビデンス | 手書きのチェックリスト | 1本単位の検査結果映像 |
組み込みLinux基板開発 東信プラットフォーム仕様 回路設計開発