Case study

事例・提案

重心バランス測定・調整装置

  • 回路
  • 機構・筐体

モータ・プーリー・シャフトなど回転軸の重心アンバランスによる回転振動を軽減する装置

モータ・プーリ・シャフトなど回転軸の重心アンバランスによる回転振動を軽減するために、回転軸のアンバランス質量と角度を測定し、アンバランスをドリル加工で調整します。

開発経緯

モータやプーリなどの製造はとても精密な加工で、最終的な調整は職人の感覚による手作業で行われることも多く、今後の職人の高齢化等による担い手不足が考えられるなか、機械化が重要な対策となっています。

機能

高精度な加工をするために以下の機能を実装いたしました。
  • 複数のモータ駆動に対応(モータ別のドライバ内蔵)
  • 回転軸の位置を検出する反射型光センサ搭載
  • 回転軸を自動で回転させてアンバランスを測定
  • アンバランスをドリルで自動加工

導入効果

職人の手作業と同等の品質を確保しました。今後の職人不足に備えることができると同時に、特定の職人への依存度を下げることが期待できます。

利用シーン

高精度なモーターを必要とする以下のような製造ライン
  • 質量検知製品の製造ライン
    • 工場のベルトコンベア
    • 質量計
  • 低振動・低騒音装置の製造ライン
この事例に関連するサービス・製品メニュー 回路設計開発 構造・機構・筐体設計開発
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