Wind resistance test

EMI試験(エミッション試験)

お客様の製品が周辺の製品に影響を及ぼさないかを確認する試験です。

EMI試験(エミッション試験)とは
ABOUT TEST

販売する製品から外部機器に対し想定以上のノイズや電波を発生していないか。

EMI(Electro Magnetic Interference)試験(エミッション試験)とは、他の電子機器に影響を与えるような電磁波を放出していないかを確認する試験です。

チェックポイント
お客様の製品から限度値を超えるノイズや電波を放出していないこと。

伝導妨害試験

製品の電源ラインや通信ライン(TEL/LAN等)を伝わる伝導性妨害波が、規格限度値を超えていないか確認する試験です。

電子機器や電気設備が電力供給網に接続された際に、電源線や信号線を介して外部に電磁波を伝播させることによる電磁的な干渉を評価するための試験です。
伝導妨害は、電子機器が電力網から取得する電力の波形に起因する電磁的なノイズや干渉を指します。これによって、他の電子機器や通信システムに対する正常な動作や通信品質に影響を及ぼす可能性があります。他の電子機器や通信システムの動作に影響を及ぼす伝導妨害波が発生している場合、伝導性妨害波を抑える対策が必要となります。

妨害電力試験

製品に接続されたケーブルからの妨害電力が限度値を超えていないか確認する試験です。

電子機器や通信システムが発する電磁波は、周囲の機器やシステムに対して電磁的な干渉を引き起こす可能性があります。特に、周波数帯域が重複する場合や電磁波の強さが高い場合に、隣接する機器の正常な動作に影響を及ぼすことがあります。妨害電力試験は、これらの影響を評価し、必要な対策を講じるために行います。

放射妨害試験

製品が発生する無線妨害波(伝導妨害波、放射妨害波)から無線放送及び通信サービスを保護し適切な距離で他の機器が意図するよう動作するために、製品の放射レベルを規定した仕向先国の定める規格限度値を超えていないか確認する試験です。

複数の電子機器や通信システムが同じ環境で使用される場合、電磁波の相互干渉によって通信品質の低下や誤動作が発生する可能性があります。
放射妨害試験を通じて、電子機器やシステムの電磁的共存性を確保することが重要です。放射妨害試験は、他の機器やシステムに対する電磁的な干渉を特定し、適切な対策を講じるために行います。

電源高調波試験

電源電圧の高調波電流が限度値を超えないかどうかを確認する試験です。 (電圧 300V 以下の商用電源系統に接続し、1相当たりの入力電流が20A以下の機器が対象となります。)

電源から供給される電力が基本周波数(通常は50 Hzまたは60 Hz)の倍数である高調波成分を含むかどうかを評価するための試験です。高調波成分が電力供給に含まれる場合、これが他の機器やシステムに対して電磁的な干渉を引き起こす可能性があります。
電源高調波試験を通じて、電力供給の高調波成分を最小限に抑え、電源品質を向上させるための設計改善や対策を講じることができます。

電源電圧変動、フリッカ試験

電源電圧変動試験

電源電圧変動試験は、電力供給網から供給される電源電圧が変動する際に、電子機器や電気設備の動作に与える影響を評価する試験です。

電力供給網は様々な要因によって影響を受けるため、電圧が一定でない状況が発生することがあります。電子機器やシステムは、安定した電源電圧に依存して正常に動作するため、電源電圧の変動が動作に影響を及ぼす可能性があります。
電源電圧変動試験は、電子機器が電力供給網の変動にどのように対応するかを評価し、適切な範囲内で正常な動作が維持されることを確認します。

フリッカ試験

フリッカ試験は、電力供給網から供給される電源電圧が急速に変動する際に、電子機器の発光や表示に与える影響を評価する試験です。

フリッカは、一定の周波数で発生する光の明滅や点滅の現象を指します。電子機器のディスプレイや照明などの発光デバイスが、電力供給の変動によってフリッカを引き起こすことがあります。
フリッカ試験は、電子機器の発光が人間の視覚に与える影響や快適性を評価し、適切な範囲内で視覚的な快適性が確保されることを確認します。

主な実績製品
PAST RECORD

EMI試験過去の実績イメージ
画像はイメージです

EMI試験では、以下のような様々な分野、様々な大きさの製品に対する試験実績があります。

  • 鉄道監視カメラ
  • RFカードリーダー
  • 電源装置
  • カメラモジュール
  • 音響装置
  • ラックサーバ
  • 肌診断チェッカー ほか

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